映画と晩酌

映画はレンタル派。自宅で嗜む映画と晩酌。

レンタル派が買い揃えた!家宝にしたいおすすめ漫画3選【永久保存版】

普段漫画を読むときはTSUTAYAのコミックレンタルを利用しています。20冊を1週間かけて貪るように読むのです。そんなに借りても1,000円程度なので専業主婦にはありがたいサービスなのです!
そんなレンタル派の私でも「これは買いだ!」とレンタルで読み終えた後にも関わらず購入してしまった漫画がいくつかあります。
その中でも少しでも多くの人におすすめしたい漫画を3作品に厳選してご紹介します。


■ 【未完】デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション浅野いにお

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あらすじ

3年前の8月31日。 突如 『侵略者』の巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、 この世界は終わりを迎えるかにみえた―― その後、絶望は日常へと溶け込んでゆき、 大きな円盤が空に浮かぶ世界は 今日も変わらず廻り続ける。 小山門出(こやまかどで)、 中川凰蘭(なかがわおうらん)、 2人の女子高生は 終わりを迎えなかった世界で 青春時代を通行中!

感想

「素晴らしい世界」「ソラニン」「おやすみプンプン」などのエモい名作を世に出してきた浅野いにお先生の本格SF系の皮をかぶった日常系漫画、略称「デデデデ」。
これまでの「わかる人にだけわかる痛み」を描いた濃密度小宇宙的な作風とは異なり、ターゲット対象が広がってテーマも大きくなっているので多くの方に受け入れやすい作品になっていると思います。
また、相変わらず浅野いにお先生が描く女の子たちが最高に可愛くて(凰蘭推し)、絵の巧さには凄まじいものがある。個人的には過去作品の中で最高傑作だと思っています。

現在6巻まで元気に発売中。

 

■ 【完結】かくかくしかじか【東村アキコ

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あらすじ

林 明子は、宮崎県の片隅で伸び伸びと育ち、自分は絵の天才だと思い込みながら少女漫画家になることを夢見ていた。
高校生のころ「美術大学に進学し、在学中に漫画家としてデビューする」という計画を立て、高校3年で日高絵画教室の美大進学コースに入る。 しかし、講師であり自らも画家の日高健三に今までの自信と天才との思い込みを粉々に打ち砕かれ、待っていたのは竹刀とアイアンクローのスパルタ指導。
そして、厳しくも優しい恩師・日高先生と、調子者のミラクルガール・明子が、ときに反発しながら二人三脚で美大合格を目指す。

受験、大学生活、就職、仕事……漫画家としての人生に至るまでを描いたドラマチック・メモリーズ。

感想

デザイナー・美術家・漫画家・小説家などのクリエイティブな人間は必見の漫画。自分の弱さや甘えた部分に思いっきり竹刀を振り落とされます。

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自分の才能や技術に悩んだり、ましてや自惚れる余裕があるなら、その余裕がなくなるくらいに作らないかんのです。作り続けにゃいかんのです。
「あれ、最近自分を甘やかしてるな」って思ったときに喝を入れてくれるバイブル。クッソ笑えてクッソ泣けます。感情の振れ幅が完全に振り切れて一周します。行きつくところ「漫画読んでる場合じゃねえ!」ってなるんですけどねw

 

■ 【完結】昭和元禄落語心中雲田はるこ

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あらすじ

昭和落語界を舞台に描く、人情落とし噺!
昭和最後の大名人・有楽亭八雲に、押しかけ弟子入り志願した元チンピラ・与太郎内弟子など一切取らぬはずの八雲が、何のきまぐれか与太郎を受け入れることに……。そこから始まる、夭逝した伝説の天才落語家・助六と、彼の影を追いながら一人落語界に残された八雲の、知られざる因縁噺とは――!?

感想

芸に魂を捧げた落語家たちの物語。たったそれだけで読みたくなる理由としては十分。実際に読んでみると絵とストーリーがとにかく丁寧な作りで圧巻。小説を読み終えたような豊富な情報量が魅力です。
読み始めた当初は落語をまったく知らない私でしたが、終始楽しむことができました。当然落語に興味を抱き、人生初の寄席にも行きました。春風亭昇太さんと立川志の輔さんの二人会。とても面白かったですよ。

 

以上が私が家宝にしたいおすすめ漫画3選です。いかがでしたでしょうか?
まだ読んだことがないという幸運な方は、コミックレンタルなら全巻借りても1,000円程度なので是非一度お試しください。新しい世界が待っていますよ!